たっぷり島めぐり

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礼文島は「花の浮島」と呼ばれています。

本州のアルプスや北海道の大雪山でしか見られない可憐な花々を
海辺でも見ることができるんです。
夏の低温と激しい風が、過酷な環境に生きる高山植物を育んでいるのだそうです。


さて、ここで地理のおさらいです。
礼文島は北海道の北部、日本のほぼ北の端にあります。
南北30キロメートル、東西8キロメートルの細長い島です。
   

人が住んでいる島としては、礼文島は日本で最北端なのですが、
地図上の日本の最北端は宗谷岬です。


10時半に羽田を発って、稚内で宗谷岬まで行き、港から3時半のフェリーに乗って約2時間。
6時前に礼文島香深(かふか)港に着きました。

フェリーで、花図鑑を渡していただきました。
   
コレを片手に、見つけたお花にチェック入れていきました。

わたしのお目当ては、この4種。
でも、どのお花も季節がちょっとずれていて(無理かもしれない)というところでした。


翌朝5時半に桃岩へ出かけました。すごい霧でした。
   

礼文島の花の中には絶滅危惧種などもあるので、
コースに入る前には「外来植物種子運びこみ防止マット」も用意されています。

   このマットの上に乗って、
靴の裏に付いているかもしれない「種」をぬぐうのです。


もうね、桃岩は興奮のお花たちでした

一番多いのは、カリフラワーみたいな「エゾニュウ」  
   

可憐な「エゾカワラナデシコ」のお花畑
   
初めは辺り一面真っ白だったのですけど、だんだん霧が晴れてきて、
   ↑のナデシコもくっきり!

「ツリガネニンジン」も、たっくさん咲いてました!

   「キタノコギリソウ」

チシマフウロ 

「トウゲブキ」 ツワブキによく似てました。
  


たぶん・・・「レブンソウ」

  うつむいて咲く「チシマアザミ」


「チョウノスケソウ」 

そして、そして・・・・・見たかった「レブンウスユキソウ
  

エーデルワイスの仲間で、ふんわりと綿毛を着てるみたいなんです。
  
この花が見たくて礼文島に来たのです!



いったんホテルへ帰って朝ご飯食べました。
あちこち歩き回ったので、おなかすいてごはんおかわりして食べました


澄海岬(すかいみさき)行きました。
急な木の階段をずんずん上っていくと・・・・突然視界が開けて
  
みんなが「うわぁ〜〜〜〜!」と叫ぶほどの美しい岬が!
  

この反対側は・・・・・北海道らしいねぇ〜〜〜!
  

次は、「江戸屋山道」を1kmぐらいお花見ながら歩きました。
なぜ、この道を「江戸屋山道」と呼ぶかというとね・・・
あ〜〜〜た、こんな北の島まで来て、
加賀の豪商「銭屋五兵衛」の文字を見るとは思いませんでしたよ。

「エゾハハコ」

「キンミズヒキ」 

「エゾゴマナ」 

「レブンイワレンゲ」

「イブキジャコウソウ」

さわると麝香のようなとっても「いい香り」がするらしいのですが・・・・
さわったらあかんのです。

  

海をバックにした「エゾニュウ」
   風が・・・強いのです。


礼文島の北の端っこ「スコトン岬」へ行って・・・

  
もうちょっと晴れていたらサハリンが見えるらしいです。最果てですねぇ〜〜


ここでおみやげ買いました。
あっしは・・・塩フリークでござんす!

お昼ごはん(うに丼)を食べたら、フェリーに乗って利尻島へ渡りました。

*お花の名前など、間違っていたらご指摘くださいませ。