然別湖


大雪山国立公園内の然別湖 
霧がかかった神秘の湖です。
    

標高810mに位置し、北海道の湖では最も標高の高い場所にある。
古代の火山の噴火口の陥没によって生成された
カルデラ湖とも、火山の噴火により川が堰き止められて生成された火山性堰止湖とも言われている。
周囲は13.8km、最大深度は108mである。
冬季間は結氷する。
湖には、「弁天島」(べんてんじま)と呼ばれる小さな島があり、小さな鳥居が立っている。



遊覧船に乗りました。
    

    
こんなすごい霧の中、船は大丈夫なの?って心配になったんですけど
    

船長さんが「ひょうたんみたいな形の湖だから、霧のはれている場所もあるからね」って。
    

   淡い色の山つつじが満開でした。

湖の真ん中の弁天島に船を寄せてくださいました。
すり鉢みたいな形の湖の真ん中に、どうしてこんな島があるのでしょうか?不思議です。
年に一度、70人の人が上陸してお祭りをなさるそうです。

    
湖を1周して戻ってくると、再び霧がいっぱい!厳しい自然の中にある湖です。

船長さんは
「紅葉の時にまたいらっしゃい。湖に紅葉が映って息を呑むほど美しいから」とおっしゃっていました。とっても然別湖のことを大事に誇りに思ってらっしゃることが伝わってきました。
    




この湖では、陸封されたイワナ「オショロコマ」がいるのです。
それは天然記念物だから食べられませんけど、その亜種ミヤベイワナをいただきました。
  


冬は、氷結した湖面に氷でできたアイスバーが登場するし、氷上露天風呂もあるらしいです。