宇和島鯛めしのタレ|プロ直伝!本場の味を家庭で再現する極上レシピ

愛媛県・宇和島の郷土料理「鯛めし」

ぷりぷりの鯛の刺身を、卵黄入りの甘辛いタレに絡めてご飯にのせて・・・一口食べると、宝石箱のような海の恵みが口いっぱいに広がる味わいには、うっとり幸せな気分になりますよね〜。

このページでは、数々のレシピコンテストで受賞歴を持つ料理研究家の私が、家庭でも簡単に再現できる「宇和島鯛めしのタレの黄金比」と美味しさのコツを紹介します。

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自己紹介 橋本登志子|石川県金沢市在住「登志子のキッチン」主宰|北國新聞クッキングサロン料理教室講師
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プロ直伝!宇和島鯛めし「タレの黄金比」

柑橘類の生産量日本一で有名な愛媛県は、養殖真鯛の生産量でも日本一を誇ります。

ジュースをしぼったあとの柑橘類の皮を与え育てられた真鯛は「みかん鯛」と呼ばれブランド認定されています。

最近はスーパーでも手に入るので、見かけたらお求めください。

でも、お魚売り場の「刺身パック」でも十分美味しくできますよ♪

材料(2人分)

鯛の刺身 100g
酒:みりん:醤油=大さじ1:大さじ1:大さじ2
はちみつ 小さじ1
卵黄 1個
温かいご飯 丼2杯分
薬味(細ねぎ小口切り・白いりごま・わかめ・きざみ海苔・大葉・ミョウガなど) 適量

「はちみつ」の代わりに「砂糖」でもいいのですが、「はちみつ」で作ると「コク」が出ると思います。

お好みで仕上げてくださいませ。

もし砂糖を使う場合は、精製されている上白糖よりも、「きび砂糖」「てんさい糖」が、体にも優しくてオススメです!

宇和島鯛めしの味を決める「特製タレ」

もともとは鯛めしは、海賊達が火の使えない船の上で食べたとされています。

ですから、鯛のお刺身さえあれば思い立ったときにすぐできます。

そして、簡単なのにとっても美味しい♪ ホント美味しい♪

「贅沢な海鮮卵かけごはん」というイメージです。

「鯛めし」というと、まるごとの焼き鯛を、ど~~~んとのせて土鍋で炊いたごはんを思い浮かべますよね?

「鯛めし」宇和島バージョンは、ごはんの上にタレをからませた鯛のお刺身がのってるんですよ(もちろんお店によって仕立て方は違いますけどね)。

宇和島鯛めしを語るうえで欠かせないのが、特製のタレ。

このタレが、鯛の旨味を包み込み、ご飯との一体感を生み出します。

甘みと塩味、旨味のバランスが整ったタレさえマスターすれば、家庭でも本場・宇和島の味をしっかり再現できます。

絶品タレの作り方:プロが教える火加減とタイミング

ちょっと甘っ辛い味に仕立てます。

  1. 小鍋に酒、みりんを入れふつふつとしてきたら(アルコールを飛ばす)、醤油、はちみつを加える。
  2. 沸騰したら冷ます。(はちみつがとけたら)
  3. 粗熱をとってから卵黄を加え、手早く混ぜる。

卵黄は、タレにまろやかさとコクを与える隠し味。

卵黄は熱いまま混ぜると固まってしまうため、粗熱を取ってから混ぜるのが鉄則です。

水を張ったボウルに鍋ごとつけて、体温よりも低い状態まで冷ますのがポイント。

完成したタレは、冷蔵庫で2〜3日保存可能!

鯛めし以外にも、カンパチやぶり、ほたて、マグロの漬け丼にも活用できます。

特に、お刺身用のほたてを漬け込んでアツアツご飯にのせて食べると最高!

ぜひ、お試しくださいませ。

盛り付けのコツ=見た目も味の一部

見た目も美しく鯛めしを楽しんでいただく手順とコツをお伝えします。

STEP
タレに鯛の刺身を5分ほど漬け込む。

漬け込む時間は、長くする必要はありません。

STEP
温かいご飯を器に盛り、タレから取りだした鯛の刺身を花びらのように並べる。

お箸でタレから鯛の身を1枚ずつ取りだして、ごはんの上に丁寧に放射状に並べてください・

STEP
その上から、残ったタレを加減しながらとろとろとかける。

タレを全部かけてしまうと味が濃過ぎると思います。

STEP
薬味を添えてきざみ海苔をのせる。

鯛の艶やかな身がタレをまとい、食卓に「小さな宇和島」が広がる瞬間。

家庭で味わえる最高のごちそうです。

薬味で変化を楽しむ

薬味を変えるだけで、味の表情が驚くほど豊かになります。

  • わさび:鼻に抜ける辛味が味をキリッと締める
  • 青しそ:清涼感のある香りで夏にぴったり
  • みょうが:シャキシャキ食感が鯛の甘みを引き立てる
  • 柚子胡椒:ピリッと大人の味わいに
  • すりおろし生姜:さっぱりと爽やかに
  • アボカドを加えて:洋風のコクをプラス

私がオススメしたい薬味は、まずは「わさび」から!その次に「青しそ」を楽しむ順番です。

そして、変わりダネとして、アボカドなども意外に相性良く楽しめますよ♪

お茶漬けで〆る

宇和島鯛めしは、ひつまぶしのように、二度楽しめます。

タレが染み込んだご飯を、熱々のお出汁でサラサラっと〆ると、鯛の旨味がブワッと蘇ります。

昆布だし・鰹だし・緑茶のどれでもOK!

刻み海苔・三つ葉・わさびを添えれば、心までホッとする至福のお茶漬けになります。

私が個人的にオススメなのは、お茶よりも「おだし」。

お好みにあわせて、楽しんでいただけたらと思います。

まとめ:家庭でも“本場の味”は再現できる

宇和島鯛めしは、シンプルながら奥深い、愛媛が誇る郷土の逸品。

タレの黄金比(酒:みりん:醤油=大さじで1:1:2、はちみつ小さじ1、卵黄1個)を守れば、
驚くほど本場の味に近づきます。

今日の食卓に、瀬戸内の海風を感じてみませんか?

家族の笑顔が増える、そんな幸せの一杯になりますように。

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